舞台袖;『結』


index story 07;ロサ・ルビギノーサ


   レジェンダリィを継ぐ者には、特別な時計が与えられる。 ――これは、妹の筋書きだ。
   
   オレは、ルメからどうやって此処に来たのか、覚えていない。
   そもそも向こうとこっちが繋がった原理の説明はあったか?
   死後の世界かとも思ったが、此処を去った者たちの娘が戻ってきた。
   ニャリス・セーテアとも、二度と会うことはないと思っていたのに。
   まったく。。こんな裏設定があるなんて、聞いてなかったぞ…。
   だが、そんな先の見えない異世界にあっても、「弟子達(アイツら)にとってのオレ」が、
  「迷子のレフトにとってのあの人」であるなら――この荒唐無稽な人生もアリだと思える。
   
   そう云や彼女の話では、その奇妙な世界で、オレは「不老不死の導師」になるんだとか…。
   
   おい、ルート・ローゼンシュティール。
   ビックリするぐらいゆっくりだが、全然、不老じゃないぞ。。



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